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大正後期 魄(はく)は女学校から抜け出して
裏山で時間を過ごしていた
彼女は親に決められた相手との婚姻を言い渡され
このまま過ごしていくことに疑問を抱く
そんな時、足を滑らせて落ちた先で
見たことのない洞窟を見付ける
臆することなく進んだ洞窟の先で
謎の少女 紫(ゆかり)と出逢う
二人の運命を握るのは化け物とも神様とも云われる
”土蜘蛛様”という存在だった————
CHARACTER

魄
はく
主人公
軍家の長女として生まれる
母から才がある言われ
父に褒められることを望む
女学校では人気

紫
ゆかり
洞窟で出逢った少女
土蜘蛛様に仕えているらしい
幼い顔立ちにも関わらず
見せる表情は大人びている
幽霊…?
